こんにちは!アユミーノです。
「これから、YouTubeに動画を投稿してみたい。動画を作るに当たり、全体の流れを知りたい」
今回は、こんな疑問をお持ちの初心者の方向けの記事をお届けします。
私は、チャンネル運営の裏方として、4年間で約230本の動画を作ってきました。
他の実験的なチャンネルも含めると、400本は超えています。
経験を積むにつれて、動画の作り方も変化してきました。
比較すると、こんな感じです。
▶始めたばかりの頃
「何も考えず撮影→編集→公開の3ステップ」
▶5年目を迎えた今
「企画・撮影準備・公開準備も加わり、6ステップ」
最初の頃より、撮影前の準備に時間をかけるようになりました。
その理由は、準備が一番重要だからです。
例えば、撮影中に必要なモノが揃ってない、必要なシーンを落としているなんてことになったら、せっかくの撮影が、台無しになってしまいます。
私は、これまで数々の失敗もしたし、だいぶ遠回りをしてきました。
これから始める方は、私のような回り道をしないで欲しいので、今回は動画の作り方についての情報をシェアしたいと思います!
【初心者向け】YouTube動画の作り方「全体の流れ」を解説
まずは、投稿していく動画のテーマ(ジャンル)を決めますが、それについては以前の記事を参考にしてくださいね。
Step1.企画を立てる
次に、今回はどんな動画を撮影するのか、企画を立てます。
お笑い芸人でいったら、ネタ作り。漫画だとしたら、絵コンテ作りです。
動画のネタ作りの詳しい内容については、以前の記事を参考にしてください。
企画づくりは非常に重要です!
初心者のうちから、ここに力を注ぎ、四六時中考えるようになれたら、登録者1000人もあっという間に達成できるはず。
Step2.撮影の準備と計画をする
企画が決まったら、撮影の準備をします。
- シナリオづくり
- 材料や道具を揃える
- 機材を準備する
- 撮影のシーン事の時間割を決める(*)
- 野外や別の場所で撮影するなら、お天気をチェックしながら日取りを決める
- 撮影許可が必要な場合は、事前に依頼や届けをする
お天気や時間帯によって、映像の明るさや雰囲気が違ってきます。(外光なしの室内除く)
本番撮影前に、色んな時間帯で撮影してみて、どの時間帯がベストなのかなど、確認しておくと失敗がありません。
Step3.撮影する
計画した時間割に沿って、撮影していきましょう。
撮影には、カメラ・照明・音声の機材を使いますが、初心者のうちは、とりあえず手持ちのスマホやビデオカメラで撮影して慣れてから、徐々に照明や音声にも拘っていくということでも、よいと思います。
専門知識を学んでおきたい方のために、それぞれの機材の使い方など参考情報を掲載しておきます。
カメラ
カメラも、スマホ・一眼レフカメラ・ビデオカメラ・ドローンなど、いくつかの種類がありますよね。
どのカメラを使ったとしても、基礎となる知識は共通なので、以下に参考動画を貼っておきます。
照明(ライティング)
照明は、最初は手の届く範囲の機材で良いので、使ってみてはどうでしょうか。
映像の明るさが、全然違ってきます。
編集でも多少の調整できますが、やはり限界があります。
「キレイに見せたい。」という方は、照明機材をお試しください。
照明の使い方については、参考動画を貼っておきます。プロの知識が学べます。
音声(マイク)
ナレーション、音楽、ASMRなど、音質にこだわりたい方は、音声収録も大事な要素になりますよね。
マイクも、いくつかの種類があり、用途に応じた選択が必要です。
自分の映像にあったマイクを揃えて使ってみて下さい。
サムネイル写真
動画撮影とともに、忘れてはならないのが、サムネイル写真。(YouTube動画の入り口となる写真)
もしかしたら、動画撮影より、大事かもしれません。
なんと言っても、広告塔になるわけですから。
普段から、YouTubeのサムネイルを観察して、人気のある動画は、どんなサムネイルなのかを研究して、それをヒントに色んな角度やパターンで撮影してみます。
動画のワンシーンをサムネイルにすることもできますが、専用に撮影するのがオススメです。
Step4.編集する
編集が済んだら、いよいよ編集です。
初心者のうちは、ここが一番時間がかかるところかもしれません。
人によって必要となる編集作業は違ってきますが、以下より必要となる編集作業を行って下さい。
編集準備
動画を作る際に必要となる、動画・BGM・画像などの素材を揃えます。
尚、BGM選定は、動画の構成が決まってからでも、かまいません。
PCで編集する方は、動画やデータをPCに移します。
▶注意事項
動画編集では、多くのデータを扱うので、データを管理する方法やフォルダ構成を考える必要があります。
誤って、折角撮影したデータを消してしまわないように、編集する前にデータのバックアップ(コピー)を保存しておくことをオススメします。
参考までに、動画データのバックアップ方法や管理方法をまとめましたので、素材の管理方法を検討してみてくださいね。
動画編集
動画編集の流れは、以下の通りです。
これも、人によって、多少違う場合もありますが、基本ベースは変わりませんので参考にしてください。
- 撮影した映像を全部確認し、使用する映像だけを動画編集ソフトに取り込む
- 考えた構成(ストーリー)に従って、素材をタイムライン並べていく
- 素材の不要な部分をカットする
- 全体の流れができたら、タイトルやテロップ(映像の下に表示する文字)を入力
- オープニング・エンディング・効果音・BGMなどを挿入
- 出来上がったら、ファイルの書き出し(エンコード)をする
6のファイルの書き出しについては、以下YouTubeのルールをご確認ください。
動画編集のソフトの購入については、以下の記事も参考にしてください。
BGM選び
BGMを挿入する場合には、BGMを選んでいきます。
動画を作り終えてから選ぶか、先に選んで曲に合わせて動画を当てていくか。
これは、人それぞれです。
以下に、BGMの入手先を書きます。
【無料BGM】
- YouTubeのオーディオライブラリー(YouTube Studioの左メニューの一番下)
- DOVA-SYNDROME
- Bensound(有料と無料あり)
【有料BGM】
効果音選び
効果音は、場面切り替えや、インパクトを与えるのに有効です。
ユーザー層によっては、うるさがられる場合もあるので、様子を見ながら挿入してみましょう。
【無料効果音】
- YouTubeのオーディオライブラリー(YouTube Studioの左メニューの一番下)
- 効果音ラボ
翻訳
海外の視聴者を獲得できる可能性のあるテーマの場合は、翻訳を入れてみましょう。
テロップとして、動画上に直接いれる方法と、YouTubeの字幕として入れる方法があります。
テロップとして、動画上に直接いれる場合は、後から修正できないので、念入りにチェックしましょう。
YouTubeの字幕の場合には、後から変更可能です。
YouTube Studioの左メニューの中ほどにある「字幕→対象動画選択」をして、画面指示に従い字幕追加をしていきます。
サムネイル作成
サムネイルを作成します。
ジャンル(テーマ)によっては、写真だけで文字を入れない方がよい場合もあります。
こちらも、同じジャンルの人気YouTuberなども研究しながら作ってみましょう。
iPhoneで作る場合には、以下の記事をご参考にしてください。
Step5.公開準備をする
動画を公開するにあたり、以下の準備をします。
- 書き出したファイルをアップロードする
- 動画のタイトル・概要欄(説明欄)・#ハッシュタグ・タグ・目次などの入力を行う
- 終了画面の設定をする
- 翻訳を入れる(必要な場合)
目次設定(チャプター)を入れる方法は、以下の記事を参照ください。
詳細については、別の記事にまとめます。
Step6.公開をする
公開準備が整いましたら、公開します。
公開の日付や時間は、スケジュール設定することもできます。
他の人気YouTuberは、どの時間帯・何曜日(毎日の人も多い)にアップしているかも、研究してみましょう。
以上がYouTube動画作りの流れになります。お疲れ様でした。
おまけ
最後に、参考になる動画をご紹介します。
Casey Neistatの動画です。
まるで映画のような、あらゆる角度や方法を使って、映像を撮っています。
最初から全てを取り入れるのは難しいですが、学べることが沢山あるので、参考にしてみてください。
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