こんにちは!アユミーノです。
これからYouTubeを始めるにあたり、デジタルカメラを使って撮影しようかなと思っているけど、「設定方法がよくわからない・・・」という方に向けて、この記事を書きます。
最近のカメラは機能も豊富で、どこを設定したらよいのか、よくわかりませんよね。
また撮影しても、そのデータがYouTubeに投稿できるか、不安な方もいるでしょう。
そこで初心者の方でも、失敗なく撮影できるように、分かりやすく解説していきます。
専門用語も最小限に留め必要情報に絞ってお伝えしますので、ご安心ください。
とりあえず、内容がよく理解できなくても、ひとずつつ設定すれば、YouTube動画に投稿できるデータが撮影できますよ!
それでは、はじめていきます。
デジタルカメラの設定で抑えておきたいポイントは、次の2つ。
- YouTubeで定められた動画の規格や形式に基づいて、カメラの設定をする
- 明るさやピントなど映像の質に影響する機能を知り、カメラの設定をする
1の規格や形式に則る理由は、編集ができない、動画の周りに余白が出てしまう、YouTubeに投稿できない・・・など、最後の段階になって残念な結果になってしまう可能性があるからです。
また、2の質に関する設定は、言わずもがな・・・ですけどクオリティーが低かったら、視聴率にも影響します。
映像の明るさやピントをきちんと設定して、見栄えのよい映像をめざしましょう!
もちろん、カメラにはオート機能がありますけど、手動で合わせることで細かい設定ができますし、より自分らしい表現になります!
では、詳細の説明をしていきます。
【Youtube初心者向け】動画撮影用デジタルカメラの基本設定
YouTubeで定められた動画の規格や形式を踏まえたカメラ設定は?
最初は、動画の規格や形式についてです。
それぞれ、設定していきましょう。
記録サイズフォーマット「FHD」か「4K(高画質)」
記録サイズフォーマットは、「FHD ( フルハイビジョン / フル エイチ ディ)」か「4K(ヨンケー)」で設定しましょう。(2021年4月時点)
古いカメラの場合には、FHDや4Kといったサイズがないかもしれません。
それより小さいサイズだと、周りに余白が出てしまいます。
以下が、そのサンプルです。
こちらは、FHDで撮影した動画。余白がありませんよね。
古いカメラしか持ってないけど、新しいスマホを持っているという方は、スマホで撮影してみましょう。
その場合も、記録サイズフォーマットを確認した上でお使いください。
サイズの詳細
FHD | 4K | |
画素数 | 1920(横)×1080(縦) 約207万画素 | 3840(横)×2160(縦) 約829万画素 |
この2つの違いは、サイズとそれに伴う画質で、4Kの方が高画質です。
美しさを重視するなら4Kなのですが、データ量が大きくなります。
すると、編集や再生に負荷がかかり、PCが止まってしまうことがありますので、要注意です。
PCのスペックがあまり高くない場合には、FHDで撮影しましょう。
記録形式 「MP4」か「MOV(PC Mac)」
記録形式は、MP4を選択します。
MP4ならば動画編集をしなくても、そのままYouTubeにアップロードできます。
撮った動画をそのまま投稿したいという方は、MP4で撮影しましょう。
PC編集でMacを使うならば、MOVを選択しましょう。
フレームレート(24・30・60 fps)
動画は、1秒間あたりに数十枚のコマが撮影され、それがつながったもの。
fps ( エフピーエス:frames per second )という単位で表します。
24fpsならば、1秒間に24コマ撮影されます。
このフレームレートは、被写体や目的によって選択します。
例えば、スピード感を表現したけば、瞬間を捕らえる必要があるので、コマ数の多い60fpsを選びます。
以下が、被写体や目的別に適するフレームレートです。
参考にしてカメラ設定をしましょう。
フレームレート | 被写体・目的 |
24 | 映画・MV(ミュージックビデオ)など |
30 | 自然・人物など |
60 | スポーツ・ゲームなど |
映像の質に影響するカメラの設定箇所は?
次に、映像の質に関わる設定を説明していきます。
シャッタースピード
シャッタースピードの設定は、映像の明るさや写真のブレに影響します。
まとめると、以下のような関係性があります。
シャッタースピード | 速い | 遅い |
ブレ | ブレにくい | ブレやすい |
明るさ | 暗い | 明るい |
設定(参考値) | 1/50 | 8 |
尚、シャッタースピードを早く設定する場合には、前述のフレームレートの値の約2倍くらいまでが適当な値です。
例えば、フレームレート24fpsで設定したとしたら、シャッタースピードは、1/60弱位までが適当な値ということになります。
絞りF値
絞りは、F値で表記されますが、レンズを通る光の量(露出)をコントロールします。
このF値の設定により、明るさやピントの合う範囲が変わってきます。
全体にピントをあわせたい場合には、F値を大きく設定。
近くの対象物にピントをあわせ、背景がボケる感じで撮影したいなら、F値を小さく設定します。
絞り | 開く | 閉じる |
F値 (値は参考値) | 小さく F2 | 大きく F22 |
背景 | ボケる | ボケない |
ピント | 狭い | 広い |
ISO感度
ISO感度も、露出に関係する設定で、明るさを調節します。
ISO感度の数値は、100・200・400・・・と2倍で設定されており、数値が大きいほど感度が高くなります。
感度を上げれば、暗いシーンでもシャッタースピードが速くなりますが、ノイズが増えるのでザラつきが目立つようになります。
その他
その他にも、知っておくと便利な機能を2つご紹介しておきます。
ゼブラ
光のあたりが非常に強いときなど、階調が崩れて白ぽく映る場合があります。
それを「白とび」といいます。
ゼブラ機能をオンにすると、まさにゼブラ模様が出てきて、白とびを知らせてくれます。
その場合には、露出補正を開きマイナス(ー)側に設定すると、ゼブラ模様がなくなり、白とびのない映像が撮れます。
ピッキング
焦点(フォーカス)がどこに当たっているのかを知らせてくれる機能です。
近くの被写体にフォーカスさせ、背景をボカしたいというときなどに、便利な機能です。
いかがだったでしょうか。
デジタルカメラをあまり扱ったことがない方は、初心者向けの専門書で学んでおくと、一層理解が深まると思います。
よかったら、書籍も手にとってみると、上達が早いかもしれませんね!
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